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国が力を入れる成長産業分野はいろいろありますが、医療・福祉機器等、ロボット、航空宇宙、光・電子、環境技術関連、新エネルギー、次世代自動車、スポーツ産業、CNF関連などは、どの地域でも参加できる訳ではありません。
大手企業支援が中心になりがちで、結局のところ中小企業は下請けから抜け出せず、地域活発化につながるとは言い難いものがあります。
しかし、どこの地域でも中小企業が自立して参加できる食の成長産業による地域活発化として、注目すべき成長産業の候補「サプライズフード産業」があります。食は、中小企業でも取り組むことができ、しかも美容、健康はもちろん、住まい、遊び、医療、癒し、旅、祭り、趣味、雑貨、子育て、学びなどあらゆる産業につなげることで、地域活発化の中心にしやすいカテゴリーです。

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生活が豊かになり、あらゆる食べ物が手に入るようになると、新しい味わいを求めるようになりました。人は、新しい味わい「サプライズフード」に出会い、生活や心の豊かさを高めてきたと言えます。サプライズフードとは、一言で言うと時代を賑わせてきた食品のこと。サプライズフードには、4つの役割があると思えます。
❶コミュニケーションのネタになる食品
❷気持ちをアゲられる食品
❸幸せ感を得られる食品
❹食事を賑わせる食品
このサプライズフード産業を強化するのが、中小企業の発展と地域活発化につながると考えます。

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食生活がどんどん豊かになっている時代、サプライズフードファンという人たちが存在します。サプライズフードファンとは、食に対し発展的な捉え方をしている人たちです。
❶今までとは違う、新しい食品が欲しい。
❷SNS映えする食事をしたい、楽しみたい。
❸パーティを楽しみたい。
❹旅行や観光の目的は、食のポジションが高い。
❺料理にもう一工夫したい。
❻生活の豊かさは、食が上位と思っている。
❼食でおもてなし、食でギフトという意識が高い。
❽珍しい、おいしい食であれば、お金にはこだわらない。
価値観や生活様式が多様化し、恋人はいらないという若者が増えていたり、日本人の睡眠時間が年々減少していると言われる中、三大欲の中で食欲は、空腹を満たすものから心を満たすものに進化し、食事欲、おしゃれ欲、遊び欲などへと広がっています。
食事は1日3食、月に90食ですが、日常的な食事の回数に比べ、非日常的な食事の回数が確実に増え、ますますサプライズフードのニーズは高まっています。日常のグレードアップを含め、お祝いや自分へのご褒美といった特別な時にグレードの高い食事を楽しむなど、サプライズフードを上手に使い分けるようになっています。

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「食べる」と「食事をする」は違います。お腹を満たすのが「食べる」(フード)だとしたら、料理を味わったり、他者と会話を楽しみながら豊かな時間を過ごすのが「食事をする」(ミール)であり、サプライズフードファンのニーズはフードからミールへとどんどん進化してきました。サプライズフードファンは「食のライフコーディネート」を目的にサプライズフードを求めてきたと言えます。食のライフコーディネートとは以下のニーズのことで、この順番で高まってきました。
❶食で生活のグレードアップ!…プチ贅沢などで生活を豊かにする。
❷食で絆を深める!………………仲間と一緒に食事を楽しむことでコミュニティを深める。
❸食で自分磨き!…………………料理や食を通して自分を向上させる。
ホームパーティが活発化しているのも、食のコミュニティに参加して人との絆を深めたり、自分や生活を向上させたいという「食のライフコーディネート」意欲の高まりと言えます。サプライズフードは、この3つのニーズを満たすものとして需要を伸ばしてきました。
現在は「食で自分磨き」の段階に来ていて
❶食で健康への意識を高める
❷食で美容への意識を高める
❸食で人との交流レベルを高める
❹食で地域への認識を高める
❺食で文化や歴史に触れる
❻食で美意識を高める
❼食で自然に対する感謝を深める
❽食で見識を高める
などで自分を向上させる人たちがいます。
「食で自分磨き」を高めることで、さらに
❶新たな仲間との絆を深め
❷新たな生活のグレードアップを目指す
という、より食事の役割が高まる「サプライズミール」の時代に入ると予測され、さらに市場の拡大を図るべきと考えます。

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お腹を満たすために「食べる」(フード)から、会話を楽しみながら豊かな時間を過ごすために「食事をする」(ミール)へと時代が変わる中、食のサービスも多様化しています。例えば、食材の宅配便も、最近はプロ監修のレシピで自宅でレストランのような料理が作れるミールキットが登場。週末に家庭でレストランの味を楽しみたいユーザーの需要が広がっています。
また、がんばり過ぎずに素敵に生活する「エフォートレスフード」をコンセプトに、前菜からメインディッシュ、デザートまでフランス料理のコースが楽しめる冷凍食品が登場し、サプライズフードファンの人気を得ています。
都市圏では少人数のホームパーティ向けデリバリーや、出張シェフのサービスなども拡大。さらに、メーカーやお店が提供する味だけでは満足せず、さまざまな調味料や食べ合わせを工夫して、自分の味をカスタマイズして楽しむサプライズフードファンが増えています。
これはまさに、食産業がサプライズミールの時代に入った象徴と言えるでしょう。しかし、モノ的な提案だけでは、近い将来、限界が訪れると思われます。

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食で自分磨きの「サプライズミール」を満足させる「第2のサプライズフード」が求められています。
例えば
❶食で健康への意識を高めるためのサプライズフード
❷食で美容への意識を高めるためのサプライズフード
❸食で人との交流レベルを高めるためのサプライズフード
❹食で地域への認識を高めるためのサプライズフード
❺食で文化や歴史に触れるためのサプライズフード
❻食で美意識を高めるためのサプライズフード
❼食で自然に対する感謝を高めるためのサプライズフード
❽食で見識を高めるためのサプライズフード
などが挙げられます。
食事を賑わすための食品が第1のサプライズフードだとしたら、食で自分磨きを高め「食のライフコーディネート」をバックアップする食品が第2のサプライズフードと言えます。この第1、第2のサプライズフードが、今後ますます消費者と食品関連企業を活発にしていくでしょう。Banshirenが開発した第2のサプライズフードの代表として「ちゃらいふ緑茶」があります。

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サプライズフードファンの増加に伴い、もっと市場は大きくなっていくと思われます。限られた売場しかなかった時代は、不特定多数の大衆が好む食品を大量生産できる大手の商品が売場のシェアを占めていました。
しかし今や、インターネットと宅配便が発達したことで、大量生産できない地方の珍しい食べ物、好き嫌いが分かれるコアなもの、非日常的なものも伝えやすくなり、全国で売れるようになっりました。それが今のサプライズフード人気をさらに後押ししていると言えます。
大量仕入れ、大量生産、大量販売で日常品を薄利多売するのは大手企業の戦略です。同じビジネスを中小企業がやろうとしても太刀打ちできません。大手より良いものをもっと安く売ろうとすると原価高を招き、自分の首を絞めることになります。
中小企業が狙うべき道、それは、高付加価値、高単価、小ロット生産の非日常品「サプライズフード」ビジネスです。そしてサプライズフード産業に参入することが、まさに中小企業の生き残る道であり、経営発達につながると考えます。
また、Banshirenでは、サプライズフードの開発支援だけでなく、サプライズフードを非日常の客寄せ商品として、企業の従来の受皿商品につなげ経営発達させる相乗戦略支援も用意しています。

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成長産業の支援は難度が高く容易ではありませんが、Banshirenでは食の産業フランチャイズという方法で行っています。一企業では難しいことを、企業連携、地域連携し、情報を共有してみんなで取り組んでいこうというのがサプライズフードによる食の産業フランチャイズです。
Banshirenが本部機能を開発し、ターゲット設定、事業戦略、製品戦略、商品戦略、販売戦略を立て、マニュアルを作成し、企画から販売までを整えて指導します。
これを自治体の事業としてスタートし、やる気のある優秀な企業を募り、ベースとなる商品開発に取り組んでカテゴリーを増やしていく戦略です。さらに、開発したカテゴリーを元に、産業のない地域には新産業として提供したり、製造場所、販売場所など地域の特性を活かした地域連携、企業連携につなげていきます。
これにより、やる気のある企業が少ない負担で参加しやすく、地域にも新たな食の産業育成を可能にすることを目指しています。自然発生的に生まれ、飽きられて消えていくサプライズフードではなく、戦略的、意図的に新たな産業を創り育てていく支援です。
Banshirenが食の産業フランチャイズにした第一弾として「CHALIFE産業」があります。

プロデュース式伴走型発達支援連携による食の地域活発化支援は、3つの課題解決を中心に支援を展開しています。
❶食品化支援「Surprise FOOD」/サプライズフード開発の仕方が分からない→「味覚戦略」という考え方に基づきプロデュース型で支援。
❷売場化支援「FOTOCO」/サプライズフード専門の売り場がなく、新流通の開拓が難しい→食のトータルコーディネートサイト「FOTOCO」で情報発信と販売を支援。
❸人材化支援「Mikaku Onkan MAESTRO」/人材育成が難しい→ 一番の地域資源は実は人材。中小企業には難しいサプライズフード開発スキルを高める人材育成を「味覚音感マエストロ研修」で支援。

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■「サプライズフード産業」とは

食に対し発展的な捉え方をするサプライズフードファンに向けた食品を提供する産業です。例えば
❶今までとは違う、新しい食品が欲しい。
❷SNS映えする食事をしたい、楽しみたい。
❸パーティを楽しみたい。
❹旅行や観光の目的は、食のポジションが高い。
❺料理にもう一工夫したい。
❻生活の豊かさは、食が上位と思っている。
❼食でおもてなし、食でギフトという意識が高い。
❽珍しい、おいしい食であれば、お金にはこだわらない。
などのニーズを満たしたサプライズフードを展開します。
サプライズフードファンのニーズは、「食で生活をグレードアップ」「食で仲間との絆を深める」「食で自分磨き」と段階的に進化し、時代を賑わせてきた第1のサプライズフードに対し、今は、「食で自分磨き」をバックアップし、「新たな仲間との絆を深める」「新たな生活のグレードアップ」を満足させる第2のサプライズフードが求められています。

■「味覚戦略」によるサプライズフード開発支援

Banshirenは、中小企業へサプライズフード産業への進出を支援しています。その中心となるのが、「味覚戦略」による開発支援です。おいしい食べ物は世の中に行き渡りました。ですから、今度は味わいを深める「味覚音感」という手法使い、やる気のある食品メーカーと、より味わいの楽しさを求めているサプライズフードファンをつなぐ商品開発を支援します。

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■時代における味の変化に対応する考え方

マズローの進化欲求と同様、生活が豊かになると共に食への欲求も変わってきます。消費者の変化を見ながら、時代に対応したサプライズフードを開発する基になるのが「味覚戦略」です。
❶腹で食べる…食べ物が無い時代は、空腹が満たされればそれで満足だった。
❷口で食べる…食べ物が少しずつ豊かになってくると、やはりおいしいものを食べたいと思う。
❸目で食べる…もっと食べ物が増え、おいしさが当たり前になると、見た目のおいしさが重要になってくる。
❹頭で食べる…味も見た目も満足してくると、栄養成分や製造技術、素材の良さへの関心が高まる。
❺心で食べる…食生活のレベルが上がってくると、食事がコミュニケーションのためのツールや場となる。
❻絆で食べる…家族や仲間との日常から非日常を共有することで、より絆を深めるものとなる。

 

■味覚戦略の構成要素

味覚戦略には、6つの味覚構成があります。
❶満腹性を満たす・・・・・・価格に対し適正な量は?ターゲットに対し適正な量は?
❷味覚性を満たす・・・・・・おいしさを感じる重要なたった1%の味覚性が戦略全体を決める。
❸ライフスタイル性を満たす・・・・・・新規獲得は見た目が大切で、ネット時代に入りますますライフスタイル提案が重要に。
❹情報性を満たす・・・・・・教育を受けている人が多い時代、頭で味わう人が増え、味わいの情報が重要に。
❺物語性を満たす・・・・・・人は感動を求めているため、提供者の心はおいしさの大切なポイントに。
❻パーティ性を満たす・・・・・・楽しい時代に入った今、絆を深めるためのサプライズ提案が重要に。

 

■サプライズフード戦略

味覚戦略に基づき、以下6項目を設定してサプライズフードを開発していきます。
❶食品の構成要素を決める…ブランディング戦略に基づき、製品戦略を決める。
❷味覚音感を決める…製品の魅力や食べ合わせ、飲み合わせ、トッピングによる味わいを決定。
❸事実価値を決める…その商品が基本的にどんな使い方をするかの提案を決める。
❹機能価値を決める…その製品の特長的で優れた部分を決める。
❺情緒価値を決める…ターゲットに対して訴求するイメージやセンスを決める。
❻社会価値を決める…ブランド設定、大学の先生などへバックアップ依頼をする。
食は、中小企業でも取り組むことができ、美容、健康、住まい、遊び、医療、癒し、旅、祭り、趣味、雑貨、子育て、学びなどあらゆる産業につなげることで地域活発化の中心にしやすいカテゴリーです。そして、高付加価値、高単価、小ロット生産の非日常品であるサプライズフード産業に参入することが、まさに中小企業の生き残る道であり、経営発達につながると考えます。

 

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■サプライズフードのための新流通

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サプライズフードはひとつのカテゴリーとしてまだ認知されていないため、特定の売り場がありません。そこで売場を用意する必要がありますが、高付加価値、高単価、小ロット生産の非日常品「サプライズフード」は、狭いエリアだとターゲットが少ないため商圏エリアを広くする必要があります。ネットショップが有効ですが、常に新しい情報を発信して更新し続けなければいけないネットビジネスを中小企業がやるのは大変です。
そこで、Banshirenが、消費者向けの情報発信ターミナルとして「食のトータルコーディネートFOTOCO」サイトを開設。サプライズフードファンに向け、「ちゃらいふ緑茶」で味わいを深めることを中心に、サプライズフードで味サプライズを発見するための
❶食べ合わせサプライズ
❷飲み合わせサプライズ
❸トッピングサプライズの楽しみ方提案を常に発信して啓蒙活動を推進。企業のリトルブランドサイトとリンクすることで新流通を創り、サプライズフード産業をバックアップします。

■プロデュース式伴走型発達支援連携をプラットホームサイトで支援

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以下4タイプのサイトをリンクさせ、「消費者」と「中小企業」と「支援者」をつなぐプラットホームサイトにすることで、情報共有と情報発信、そしてアクセス数アップの効率化をバックアップ。企画開発という入口から販売という出口までをつなぐ産業化支援の実現を目指します。
消費者の入り口として「FOTOCOサイト」を設置し、アクセス数の増加を目指す。
企業や支援者の入り口として「Banshirenサイト」を設置し、情報共有でプロデュース式伴走型発達支援連携を支援。
Banshirenのパートナーサイトとして「産業フランチャイズサイト」を設置し、産業カテゴリーのビジネス構築を支援。サプライズフード産業としての「Surprise FOODサイト」、食のライフコーディネートの中心となる「CHALIFEサイト」と連携されている。
産業フランチャイズ内にある中小企業の「リトルブランドサイト」の構築支援、および「FOTOCOサイト」と「産業フランチャイズサイト」にリンクさせることで、個別ブランドのアプローチと販売を支援。

 

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■食のライフコーディネートの実践で味覚戦略を立てる「味覚音感マエストロ」

時代と共に「食のライフコーディネート(食で生活をグレードアップ、食で仲間との絆を深める、食で自分磨き)」へと食への要望が進化する中、食事を楽しむ一番の基本は「味サプライズの発見」と考えています。
「味覚音感マエストロ」とは、「食のライフコーディネート」を自ら実践して味サプライズ発見を高めることで、優れた味覚戦略を立てる人物です。地域の一番の資源は人材。味覚戦略を立てられる人材を育成することが、サプライズフードの開発を可能にし、地域活発化につながります。
地域人材として味覚音感マエストロを育成するためのポイントを、以下3つに設定してあります。
❶ターゲットの捉え方
❷サプライズフードの開発スキル
❸味わいを深めるサーチ

■味覚戦略3つのサプライズフードファン

味覚戦略で、購買意欲の高い層として3つのサプライズフードファンをイメージするセンスを身につけます。

サプライズフードファン

食に対し発展的な捉え方をしている人で、食への感度が高く、食を楽しくして生活をエンジョイする40才前後の女性を想定。

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❶サプライズフードファン母娘

友だちのように仲が良くて互いの情報や持ち物を共有して楽しむ、食に関心の高い母娘を想定。

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❶サプライズフードファンファミリー

サプライズフードファンである40代女性を中心に構成され、この女性が見つけた情報を共有して絆を深める親子、夫婦、友人のグループを想定。

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■サプライズフード開発3つのスキル

味覚戦略に基づき、調査、分析、開発スキルを高めます。
❶調査/分解する力…世の中で売れている食品がなぜ売れているかを調査。
❷分析/比較する力…売れている競合食品と自社の既存食品を比べ、課題と改善案を分析。
❸開発/創造する力…自社の新商品としての製品、商品、事業仮説を立て開発。

■味覚音感3つのサーチ

味覚音感を深めるための3つのサーチです。これをすることで、サプライズフードの開発レベルを上げます。
❶食べもの系味覚音感サーチ…売れている食品とそうでない食品の原因などをサーチすることで「主役になる食べ物」を開発する。
❷トッピング系味覚音感サーチ…同じトッピングでも合わせるものが変われば味わいが変わることなどをサーチし、何を一番おいしくするかを設定して「脇役になるトッピング」を開発する。
❸飲みもの系味覚音感サーチ…飲み物によって食べ物の味わいがどう変わるかなどをサーチし、「主役になる飲み物」もしくは「脇役になる飲み物」を開発する。

以上、Banshirenでは、新産業の創造「Surprise FOOD」、売場化支援「FOTOCO」、人材化支援「Mikaku Onkan MAESTRO」の三つ巴で地域活発化支援を行っています。
これを実際に動かすのが、プロデュース式伴走型発達支援連携プログラム「Biz FOREST program」。中小企業が自社の専門を活かすことで中業企業のまま幸せでいられる、強いビジネスの生態系を創るプログラムです。