BizFORESTprogram

Biz FORESTとは、中小企業がお互いに良い関係でつながり合い、小さくても強いビジネスの生態系を創ることを理想とした地域活発化の考え方です。森は、杉など単一の樹種で構成されると生物多様性に乏しくなり、病気や環境変化などの影響も受けやすくなります。いろいろな動植物が一体となり共存共生することで豊かで強い生態系を築くことがき、ビジネスも同様と考えています。
日本では全企業の99.7%が中小企業で(中小企業庁 平成16年度版中小企業白書)、わずか0.3%の大手企業を中心に、下請け、孫請けというビジネス構造ができています。親会社が好調な時は良いのですが、親会社が傾いた時に共倒れになる確率が高く、地域活発化の視点から言うと充分とは言えません。
だからと言って、中小企業が大企業を目指すのは容易ではなく、結局大手の戦いに身を投じることになります。現在の比率のまま、中小企業が優位にビジネスを展開できるのが理想的です。自立した中小企業が互いに専門性を発揮し協力し合うことで強いビジネスの生態系を生むことが、地域活発化につながると考えます。
ビジネスマッチング、異業種交流、産学官連携、農商工連携、6次産業化などが盛んに行われていますが、企業×企業のつながりにはなっても、産業×産業、地域×地域のつながりにまでは至っていないのが現状です。産業をつなげることで人×企業×地域をつなぎ地域活発化を目指す支援が必要です。
そこで開発したのが、このプロデュース式伴走型発達支援連携「Biz FOREST Program」です。その詳細についてご説明します。

BizFOREST2

モノがない時代は、真面目に良いモノさえ作れば売れました。しかし今はモノ溢れの時代。製品の品質や性能が良いのは当たり前。食べ物ならおいしくて安全なのは当たり前。消費者はモノではなく、いかに自分の生活を楽しく豊かにしてくれるかのライフスタイル提案を求めています。
そんな消費者ニーズをつかみ、企業は常に次の一手を打ち続けなければいけません。しかしビジネスが複雑になった今、やりたいことが見つからない、何をしていいのか分からない中小企業が多々あります。中小企業に「何をしたいですか?」と聞くのではなく、「御社はこんな方向に進むべきでは」と道を指し示し、一緒に戦略を立て導いてくれるビジネスプロデューサーの存在が欠かせない時代になっています。Banshirenでは、ビジネスプロデューサーが主体となって支援を行っています。

BizFOREST2

企業が抱える課題は多岐にわたり、さまざまな要因が絡んだ因果関係にあります。モノ溢れ、情報の氾濫、価値の多様化などが起きている時代、物づくり以上に、売れる仕組み作りが大事で、企業成長にはさらに多くの課題が発生します。
これらを解決するには、戦術的な解決だけではなく、中・長期的視野に立った成長戦略が必要です。しかし、現在の支援は、セミナー、研修、専門家派遣、物作り支援、販路開拓支援、補助金などがバラバラで行われ、戦略的につながっていないという課題があります。
ビジネスには、事業化、製品化、商品化、販促化、人材化という一連の流れがあります。事業戦略に基づき、各支援者は情報共有しながら皆で中小企業に寄り添う伴走型支援が必要です。

BizFOREST4

改善支援と発達支援は違います。財務管理を中心に顧客管理、生産管理、売上管理、組織管理などが改善支援であり、良いモノを創りながらこれらを管理することで利益を出すものです。
一方、発達支援は、企業ブランドを高めることを目的に、事業、商品(製品)、販促、人材を高める考え方です。ブランディング(企業ブランド)、マーケティング(事業)、マーチャンダイジング(商品)、プロモーション(販促)、マネジメント(人材)が必要ですが、これらのバランスを取って支援できる専門家はなかなかいません。
そのため、未だに支援というと改善支援がメインになっています。伴走型支援は、戦略的な発達支援であるべきで、そこにはいろいろな専門家が必要になるため、支援連携が重要になります。

BizFOREST5

国や自治体、支援団体はさまざまな企業支援を行っていまが、せっかくの支援が戦略的につながっていないのが課題です。
<伴走型発達支援連携の課題>
❶企業の課題/従来事業のワクから出られない
❷自治体の課題/地域ワクから出られない
❸支援者の課題/支援ワクから出られない
❹専門家の課題/専門ワクから出られない
それぞれ専門のワクから出られないため、支援活動が活発になるほど、使い勝手が悪かったり、逆に中小企業を迷わせることになっているのが現状です。ひとつの成長戦略に基づき、支援者が情報共有しながら皆で支援する連携体制が必要です。
Banshirenでは、以下3つのプログラムを取り揃え「プロデュース式伴走型発達支援連携」を行っています。
❶情報共有化支援プログラム「+Human BRAND program」
❷中小企業の基本戦略支援プログラム「+Little NRAMD program」
❸新産業創造支援プログラム「+Category BRAND program」

BizFOREST6

■情報共有化支援プログラム「+Human BRAMD program」
ビジネスは捉え方で変わります。共にビジネスを推進するパートナーや支援者と、ビジネスや社会、産業、業界などに対する情報共有をすることで視野を広げ、戦略的に物事を進められるようにするためのプログラムです。情報共有によって人と人をつなぐ3つの支援メソッドを用意してあります。
❶味覚戦略「Mikaku Onkan method」
❷食のビジネス戦略「+Businessing method」
❸やりがいの創造「Human Identity method」

BizFOREST7

■中小企業の基本戦略支援プログラム「+Little NRAMD program」
モノ溢れの時代、選ばれる存在になるには中小企業にこそブランド力が必要です。中小企業の基本戦略を基に「革新のブランド」と「伝統のブランド」を整え、相乗効果を上げることを目指すプログラムです。サプライズフードによる客寄せ商品と従来の受皿商品で人と企業をつなぐ2つのプロジェクトと、補助金・助成金申請支援を用意してあります。
❶革新ブランドNEOプロジェクト
❷伝統ブランドNEOプロジェクト
❸補助金、助成金の申請支援

BizFOREST8

■新産業創造支援プログラム「+Category BRAND program」
自治体さま、支援団体さま向けのプログラムです。地域活発化支援とは、一企業支援で終わるのではなく、地域活発化のベースとなる新たな成長産業創りが必要で、そのための情報共有や企業×企業、地域×地域との連携を行うプログラムです。新産業創りにより、企業と地域をつなぐ3つのプロジェクトを用意してあります。
❶企業ブランドNEOプロジェクト
❷地域ブランドNEOプロジェクト
❸提携連携戦略支援プロジェクト

■ビズフォレストプログラムによる支援の流れと戦略

BizFOREST9

ビズフォレストプログラムの大まかな流れをご説明します。
❶支援者や参加企業の情報共有のためのセミナー、戦略会議の開催。
❷中小企業の基本戦略に基づいた、プロデュース式による中小企業のサプライズフード開発支援。
❸産業カテゴリーになりそうなサプライズフードをピックアップし、戦略、コンセプト、マニュアル開発支援。
❹参加事業者の育成、地産他消・地産訪消・地産地消の展開、運営組織の設置。
❺ジビエのような産業として未熟な場合は、関連企業や地域を発掘し、需要×共有体制創りと今後の戦略立案。
❻産業カテゴリーまでいかないリトルブランドはサイト構築支援をし、FOTOCOと連携して全国へ情報発信。
❼作る地域と売る地域など得意分野のある地域をコラボさせ、互いの地域ブランド創りを展開。
❽運営組織が増えるごとに産業連携をして、互いに協力し合いながら相乗効果を図る。
❾プラットホームサイトとしてFOTOCOサイトを中心に情報発信・収集を行い、各地域活発化につなげる。

■連携強化ネットワーク「BizFOTRST推進協議会」
茶業者、食品メーカー、飲食店など、自社のリトルブランド開発や企業間コラボ、地域マッチングなどに積極的に取り組む企業と、自治体、支援者、銀行、信用金庫、専門家などが伴走型発達支援連携について情報交換や闊達に意見交換をする支援者の会です。