ときどきイノカレ
ブランディングのこと
2017/12/13
ブランディングのこと
アイデンティティの確立

以前、セミナーや研修に呼ばれ話の中でアイデンティティという言葉を使うと、カタカナ用語は分からないから使わないでくれと役員レベルの人からちょくちょく言われた。
日本語では自我同一性ということになると思うが、こちらの方がまた違った意味で分かりにくい。
カタカナ用語は外国語ではなく、一つの広い意味の内容を表す固有名詞として扱われる日本語となり、その単語を知っている人とはコミュニケーションがし易くなってきている。
余談はさておき、ブランディングにおいてこのアイデンティティの確立はもっとも重要なポイントだ。
性同一性障害という言葉をときどき耳にするが、心は男性だが体は女性、もしくは、心は女性だが体は男性と感じるもので、着ぐるみを着ているような感じだという。
そうなったことは無いがイメージしてみると分かるような気がする。かなりの違和感だ。
コーポレートアイデンティティ、いわゆるCIだとか、ブランドアイデンティティにおいて、このアイデンティティの確立がなされていない状況は違和感を感じて当然なのだがそれを感じられるセンスを持ちあわせている人材はかなり少ない。
要は外面と内面のバランスを取るということだが、実は内面から入るのはかなり難しい。
人は内面を磨き、外面はある意味どうでもいい、みたいのが常識的だった。
趣味などはまず格好から、という人が多くいるが、それも一理ある。
モノ溢れの時代、ビジネスにおいても外見から入ってみる、と考えてみる必要もあるようだ。


2017/12/8
ブランディングのこと
ブランディングパーセント

モノ溢れの時代になることで、よりブランディングは注目されるようになった。
ブランディングの定義は難しいが本来ブランディングと同じ行為は何百年も前から行われてきた。屋号などはそのうちの一つとも取れる。
ブランディングとは、新しい考え方であり新しい手法だと思っている人も多いのではないか。
数多くの中小企業のブランディングに関わり、感じることがある。
それは何百年も前からブランディングで成功している事業者があるのにも関わらず、そこに関心を持たない人の方が圧倒的に多いと言うことだ。
感覚的な言い方をするが、10万社のうちブランディングに関心のある人は10%くらい。そして、そのまた10%くらいしか理解できず、そのまた10%の人しか実行できず、そのまた10%の企業しか運営できず、そのまた10%の会社しか成功できない。
とてもアバウトな表現だが、思いは伝わっただろうか?
要は10万社に1企業くらいしか成功できないということだ。お叱りを受けそうだが筆者の感覚的な想いである。
まあ、こんなたとえ話はさておきブランディングはやたらと支援するべきものではないと思う。時代がどれだけ変化しても価値の創造は企業経営者のセンスが重要だからだ。
こんな話をしているとブランディングを否定的に捉えているようだが逆で、要は難しいものだからこそチャレンジしがいがあるものであり、センスが無ければ押し進めることができないからこそやりがいにも繋がる。
若い経営者は、ファッションセンスが良くなっている。ブランディングがより必要になってきている時代は、女性の経営者が活躍できる時代だ。
ネットが広がり中小企業のブランディングはやり易くなり悲観的な事ばかりでなく、見方を変えればたくさんのヒントが溢れていてそれを探すのを楽しみたい時代だ。
販売促進から入るのではなく、ブランディングから入るセンスのある企業が多く出てくることに期待する。