2016/1/10伴支連プロジェクト2016神戸醤油店さん/ショップビジネスと甘酒じぇらーと開発
最初のご相談は、現状を打破したいが
ビジネスの全体像が見えないということからでした。
創業80年の手作り味噌・醤油店。
バブル崩壊後、売上が減少。
冬期に1年分の麹を集中して製造するため、
足りなくても追加できず、
売れ残れば廃棄しなければいけない。
年間を通して安定したビジネスにしたい
というご内容。
味噌・醤油を手作りしているため、
従来のビジネスを
ブランドメーカーだと思っていましたが、
実店舗を構えているため実は
一般消費者が相手のショップビジネス。
ショップビジネスとして
誰をターゲットにどんな商売をするか、
意識革新と戦略構築が必要、
などというお話をさせていただきました。
産業や競合の状況について調査し情報共有
その後、古い店構えを活かして
軒先に大きく「麹」の文字と店名を入れた
日除け幕を張ったり、
商品ラベルを作り替えたりなど
徐々に「商品」としての店を整え、さらに
小学校やイベントで出張手作り味噌教室を開いて
味噌の楽しみ方を伝えるなどの活動をされています。
こちらは、甘酒を使ったアイスクリーム。
神戸醤油店さんのオリジナル商品「甘酒じぇらーと」
富士山麓の観光地などで販売し、
「神戸醤油店」の名前を広く知らせる
ブランディング戦略商品として開発しました。