【Poco a Pocoさん】
にんじん、甘藷、セロリ、ブロッコリー、生姜などを
使った三島野菜の焼き菓子を試作してきてくれました。
クグロフ、ジャム、フィナンシェ、ジャムロールの試作品
どれも完成度が高いのですが、もっと良いものを目指し
セロリジャムは葉を入れた方が個性がでるのでは、
フィナンシェの違いが分かりにくいかも、
などの意見が交わされます。
また、サラダジャムとかお肉のソース、
刻んだゆで卵のオープンサンドなどの提案ができそう、
などのアイデアも。
三島セロリの時期は12月で終わると言うので、
それならメインとなる定番商品とは別の
季節限定商品として少し高く売ることなどをアドバイス。
そしてブランドロゴを提案。
マークは、∞(無限)、ピンク(果物)、緑(野菜)、
黒(受け入れ)、金(クオリティ)などの意味を込め、
日本の家紋のようにシンプルで力強い形を工夫しています。
ビジネスを始める時は
まずブランドアイデンティティを作り、
それを基にサイト、ツールを作ることなどをお話しました。
Poco a Pocoさんのブランド「mVege」
【箱根物産さん】
箱根物産さんが試作してきてくれた
若桃のワインビネガー漬けなど7種類の洋風漬物を試食。
箱根物産さんの7種類の試作
どれもおいしいけれど
野菜は違っても味のタイプが同じに感じる。
ピクルスタイプはこれまでもある気がする。
「三島○○」というネーミングにしたいので、
どれにも三島産の野菜を加える。
「普通→変わったもの」に持っていくのではなく、
最初から明らかに「変わったもの」から挑戦して
味を調整する、などの意見とアドバイスが。
そしてV.W.STORKスタッフが試しに作ってみた
山芋とキウイ、かぶとグレープフルーツなど
4種類の洋風漬物を試作してもらい
「これぐらい振り切ったところからいきましょう」
と話をしました。
V.W.STORKスタッフが作った4種類の試作
開発の手順として
①ソースベースをいくつか決める
②ソースに合うメイン野菜を決める
③補足の第2素材を決める
④素材の切り方、大きさを決める
などを設定。
そしてブランドロゴを提案。
三島のMと漬衛門のT(人格)を表現したマークで、
丸(樽)、紺(伝統と品質の良さ)、
英字と和文字にすることで新しさを出しています。
Mは箱根の山を表し、箱根の麓の丸い樽の中で
おいしい漬物を作っていることを表現した形になっています。
箱根物産さんのブランド「漬衛門」