2017/12/9パッケージのこと製品と商品の関係
中身である食べ物(製品)に100の力を入れるとしたら、パッケージ(商品)に入れる力は1くらいの企業がほとんどの様に感じる。
モノ溢れの時代は、商品であるパッケージに300の力をいれるべき時代だ。
なぜかと言うと、食べてから買うのではなく、買ってから食べる、が普通なのだ。
新規購入がパッケージ(商品)で、リピートが食べ物(製品)。
だからパケ買いの時代だからと、パッケージにばかり力を入れている企業も見受ける。
しかし、やっぱり中身が美味しくなければ売れ続けない。
食品は美味しくなければ売れない、あたり前かもしれないが、誰にとっても美味しい!はそうありえない。
濃い味の好きな人、薄味が好きな人など、やっぱり嗜好品である。
では、商品であるパッケージはどうだろう。
シャープなデザインが好きな人、素朴なデザインが好きな人。やっぱりこれも嗜好品なのである。
だから良いものとは、ターゲットが明確でなければただのエゴである。
名は体を表すと言ったように製品と商品のバランスが本当のリピーターを呼び、ファンを創り上げて行く。
食品は自分で作るがパッケージはデザイン会社に頼む、といったスタンスが今までだったがこれからは意識を変える必要がある。
企業のデザインセンスが問われてきている中、ここでもまた女性の感性が必要になってきている。
店舗だったら、店内にある食品が製品、お店の見た目そのものがパッケージ(商品)とした捉え方でまた違った課題が見えてきたりする。ビジネスマンは能力が製品、見た目が商品である。