2017/12/9ヒューマンのこと3人の人間関係
会社には、イノベーター的な人、マネージャー的な人、スペシャリスト的な人、といった3人のタイプが必要だと考えている。
なぜかと言うと、企業運営にはさまざまな要因があるからだ。
しかし、経営者のタイプはこの3つのうちのどれかでスタッフも同じようなタイプを雇用するといった偏りが起きる。
センスの良い経営者は自分の中でこのバランスをとっていたり、スタッフのタイプを見極めてバランスを取っているのだ。
この自分の中の3人の人間関係と実際の3人の人間関係を良くして行くには事業の設定が必要だ。
事業とは、社会的に意義のある大きな仕事。
かつては美味しい物を作りさえすれば社会的な意義があった。いまや事業は食品でいかに生活を楽しませるかに大きく変化してきている。
生産技術や仕入れ、トレイサビリティや人材育成など重要項目がたくさんある中で事業の見直しが最重要と考える。
3人の納得とやりがいや生きがいが合わさるような事業とは何だろう?
違った意見がでたり、違ったタイプの人が多い会社は優れた会社とも言える。
難しい情報共有や価値の共有を図るにはどうしたら良いのだろう?
それは、今までの業務や今までの専門性から視点を変えてみることだ。
特に世の中の「変化」に目を向けるべきで、否定的な考えを捨て疑問を持てることが最短距離だと考える。
今まで関心が無かった世界を優先的に目を向けることをお勧めする。