Banshiren

食で人と企業と地域をつなぐ!

2018/2/3
考え方のちょっとしたヒント集
100.成長させてくれる人

嫌いな人、合わない人、価値観がまったくちがう人、突っかかってくる人、自分を悪く言う人などなど、付き合いにくい人たちがいます。
しかし、日頃イヤだと思う人が、実は自分を成長させてくれています。
たとえば
①人の嫌がることをする人を見て、その人を責めたくなってしまう自分に気づけます。
②いかにその人が間違っているかを、正当化したくなってしまう自分に気づけます。
③いかに自分が人に対してえらそうにしているかに気づけます。
④いかに自分が人を変えてみせようなどと、大それたことを考えているかに気づけます。
⑤自分がイヤだと思っている人と同じような部分が、自分にもあることに気づけます。
そして「まずは、自分から正していかなければいけない」と気づかせてくれるのです。
価値観のまったくちがう人は、まったくちがう価値観があることを気づかせてくれます。みんな、とってもありがたい人たちです。
世の中にはすべて、プラスとマイナス、陽と陰、表と裏など、相反するものがあります。その逆の立場にあるものを、肯定しなくてもよいですから、存在を認めるだけでも自分の幅が広がっていきます。
そう考えると、悪いと感じてしまう人も、自分にとって大切な存在意義があるのです。

■人より自分を見返ってみることのススメ
認めたくない人のやっていることの中にも、良いことと悪いことがあると思います。嫌いな人を無理に好きになる努力をするよりも、その人の良いところと悪いところを分別し、良いと思うところは見習う、悪いと思うところは自分はしない努力をする方が、一歩前進できるのではないでしょうか。嫌いな人のすべてを認めたくないという感情が先に立ってしまいますが、「嫌い」は、自分の成長の道を閉ざしているようです。


(MIKI)