どんどん情報があふれてくる社会。
みんな、時代に遅れないようにと必死に、新しい情報に目を光らせる傾向が、ますます強まっているように感じます。
気づけば私も例にもれず。新聞を数紙、月刊誌・週刊誌を数誌、専門誌を数誌、さまざまな会員になっている会の会報誌やファックス情報、さまざまな文庫本を月に数冊。仕事に関わるお客様のビジネスや商品に関わる資料のチェック。テレビにいたってはリモコンを持ったまま、すべてのチャンネルを確認。
自分の趣味的な情報も見たい。
最近では、新しいホームページの探索や確認。その上、毎日送られてくるメールマガジンのチェックや、手紙やメールの拝読、否応なく届くDM類の数々。
これらをここ数年間、続けてきました。
マーケティングも重要ですが、それ以上に、情報整理の重要性が大きくのしかかってきています。それも「どんな方法で」ではなく「どんな考え方で」です。これを自覚できていないと、結局は情報の津波に流されてしまいます。
しかし、もう全く新しい情報というのは、なくなっているのではないでしょうか。そろそろ私たちは、普遍的なことに目を向けるべきだと思います。「情報整理とは、ものごとを見極める力」。ここ数年、情報の渦に飲み込まれて感じたことです。
■情報に流されないで生きていくことのススメ
今やインターネットやメールマガジンを使い、個人でもどんどん情報発信ができるようになりました。同時に、それだけ無責任な情報もまん延しています。鵜のみにしない、裏付けを確認するなどという姿勢が大切です。九割ぐらいは不必要な情報だったりもします。「TVを消す」、「流行を追うだけの雑誌は読まない」、などの勇気を持ち、本当に必要な情報を整理することを心がけたいものです。