Banshiren

食で人と企業と地域をつなぐ!

2018/2/3
考え方のちょっとしたヒント集
97.仕事の卒業

 販売の仕事をしている会社には普通、クレーム係というものがあります。商品やサービスに対するお客様からの不満や意見・感想を伺う窓口です。「異物が入っていた」とか「壊れていた」などというまっとうなクレームから、「動かないというから、よくよく聞いてみたら電源が入っていなかった」などというとぼけたものまでいろいろ。怒鳴られたり、いちゃもんをつけられたりすることもあるそうです。
 昔は「そんな仕事に就きたくないな」と思っていました。「でもこういう係がないと、きっと仕事が成り立たないんだな」とか「そんなことを社員にさせる会社ってひどいな」なんて感情的なことを思っていました。
 でも今だったら「世の中には、こんな変なクレームがあるんだ、おもしろいなー」とか「人間って、こんなことに腹を立てるんだ」ということで人間研究をしてしまいます。冠婚葬祭業に就職してお葬式の担当者になったとしても、「たくさんの人生のお別れに立ち会わせてもらえる」と感動してしまいます。みんなやりがいのあるすばらしい仕事です。
 どんな仕事も、自分のココロの持ち方しだいですごく学習ができます。そして、きついと思われる仕事を学習し終えた時に、その仕事の卒業があるのだと思います。いつまでも嫌がっていると、いつまでたっても仕事を卒業できないのです。…などと言いながら、時に「あれは嫌だな」などと感じてしまう自分は、まだまだ未熟者です。

■仕事を楽しむことのススメ
 なぜ私たちは働くのでしょう。お金のため、世間体のため、社会のため、成長するため。働く時間が毎日八時間だとしたら、1日の3分の1は仕事です。仕事を楽しめなければ、とても人生の損をしていることになります。厳しい、つらい、理不尽。仕事にはいろいろな大変な要素も含まれていますが、それらをひっくるめて楽しめるようになれば、毎日がもっと充実してくるはずです。


(MIKI)