2018/2/4考え方のちょっとしたヒント集17.気がついたことから、こつこつと
一日一善。
ある時、小さなことからでも自分でできることを、と思い立ちました。
そして、会社まで徒歩通勤する途中に落ちているゴミを拾って歩くことにしました。
いざ始めてみると、ゴミの多さにびっくり。街中がゴミだらけ、ということではありません。今まで気がつかなかっただけで、よく見てみると次から次へと点々とゴミがあるのです。あっ、あそこにゴミが…、そこへ行くとまた、あっ、こっちにもゴミが…。気がつけば気がつくほど、通勤圏から外れていってしまいます。だから会社に向かうためには、あそこに落ちているゴミに気がついても「ごめんね」と通り過ごさなくてはなりません。
なんか自分の無力感を感じてしまいました。
仕事の場合に置き換えたらどうでしょう。何も気がつかないで、ただ決まったことだけを毎日繰り返しているだけの人より、何かに気づいて「今回はこの課題に取り組むけれど、次回はできなかったあれに取り組もう…」と考える人の方が成長の度合いが数段大きいと思います。
気がつけるかどうか、どう実行していけるか。その繰り返しが向上心なのかもしれません。今日拾えなかったゴミは、明日拾っても良いのです。
■まず始めることのススメ
私たちは何かに取り組もうとする時「できる」「できない」という極端な判断をしてしまいがちです。しかし答えは0か100かではありません。その間に無限の段階があります。できることから始めて、10でも20でも進歩すればいいのです。大切なのは、まず始めることです。