2018/2/4考え方のちょっとしたヒント集27.死に方の準備
どんな死に方をするかは大きな問題です。死ぬことをいうなんて縁起が悪いなどと言う人もいるかもしれませんが、どんな人にも必ず訪れるのが”死“というものです。
自分はどういう死に方をするのかをいつも考えています。それは布団の上でとか、病院でということではなくて、どんなことをやり遂げて、どんな気持ちで死んでいくか、ということです。
自分の理想の死に方を実現させるには、それなりの準備をしておかなくてはなりません。
たとえば「自分の家の布団の上で死にたい」というのと「家族に見守られて死にたい」とでは、準備しておくことが違ってきます。この「どんな死に方」の準備をするかというのはとても重要なことです。
大切なのは、いつ死んでも悔いが残らないように心がけること。それは毎日を精一杯、力の限りに生きるということです。そして、過去の自分をじょうずに精算する心を持つこと。あんなことをしてしまったとか、もっとあれをやっておけば良かったとか、自分の人生なんて、などと考えない。どんなことも、実はすべて意義があることだったんだと思える自分になることです。
こうやって一つずつ死に方の準備をすることが、結局は生き方を見つけることにつながっていくのだと思います。
■締切りを持つことのススメ
死ぬということは人生の締切りです。それもいつ訪れるかわかりません。締切りとして意識することで、いつまでに何をするかという人生目標を持つことができます。普段の生活の中でも、目標には必ず締切りを設けることが大切です。その期日を目指して少しずつ取り組んでいくことで、実現につながっていくのです。