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2018/2/4
考え方のちょっとしたヒント集
38.悩むということ

 悩むということは、つらいことだしマイナス的なことだと思われています。そして、カッコ悪いとかレベルが低いというような見られ方もされているようです。しかし悩むということは、答えを出そうとした時に生じるもの。悩めるということは考えることができるということで、つまり、問題意識が高いとも言えると思うのです。
 ところが世の中、意外と悩んでいる人が少ないのに驚かされます。デザイナーとして仕事を始めた頃は、「どうして思うような形ができないんだろう」「このデザインでいいのだろうか」「自分はこのままデザイナーを続けていいのだろうか」とずっと悩み続けてきました。周りの人間たちも「悩んでるよ」と口では言いますが、不安や心配を悩んでいると勘違いしているように見えました。
 悩むのにはパワーがいるから大変です。
 悩むことで、気づく力や考える力がつき、ものごとをいろいろな角度から捉えられるようになります。しかし、そうすることで逆に迷ってしまう場合もあります。「迷う」というのは、問題を解決する方法が見えているのに、それをやりたくない、もしくは気持ちがおさまらなくて、堂々めぐりをしながらうろうろしているような意志の弱さを表しています。
 人間は段階的に成長しています。
 まず悩む、そして迷わない。もしも今、何かに悩んでいたとしたら、それは成長している途中。楽しく悩めるようになれば、人生がもっとイキイキしてくるはずです。

■自分よりもちょっとだけ大きい悩みを持つことのススメ
 世の中は、そんなに簡単に結論を出せるようなことばかりではありません。なかなか答えを出せないが、絶対に答えが出ると信じられること、それくらいのレベルの問題に取り組むのはすばらしいことだし、それくらいの問題にチャレンジするのでなければ、進歩もないと思います。


(MIKI)