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2018/2/4
考え方のちょっとしたヒント集
39.だめな自分

 20代の頃は、未来と自分の周りにあるものだけを見て生きていました。生活に余裕がなくて生きていくのに必死でした。未来を見れば不安ばかり、周りを見れば不満ばかり言っていました。自分の考えに合わない意見やキライな人を否定していました。
 そのくせ根拠もなく自分は正しいと思い込み、何でもできる人間、何でもわかっている人間と錯覚していたのです。
 そんなことを繰り返していて、どうも自分には社会に通用しないことがたくさんあると気づきはじめ、本格的にいろいろなことを勉強しだした時、ふと、これまで自分はどんな人生を歩んできたのか、過去を振り返ってみたのです。
 どれだけ自分がまともに育つ環境があったのだろうか?
 初めて自分をしっかり見つめた体験でした。そしてあまりにダメな自分に気づいてしまったのです。「今まで何をしてきたんだろう、偉くなろうなんて思う前に、まともな人間になることが先決じゃないか」と思ったら、自分の程度、そしてスタート地点が見えたのです。このように十数年前から、自分の人生における第2のスタートが始まっています。「だめな自分」が謙虚な心を育ててくれました。そして「だめな自分」が、将来への目標を見せてくれました。

■2つの等身大を知ることのススメ
 人は2つの等身大の自分を見ることが大切だと思います。現時点での等身大の自分と、生まれ持っての等身大の自分です。自分は何者なのか、自分から見た自分はどんな程度の人間なのか。これを知るのが怖くてさまよっている、あるいは知ろうともしない人が多いのではないでしょうか。常にこの2つを自分に問いかけながら、本当の自分の成長を目指してはいかがですか。


(MIKI)