Banshiren

食で人と企業と地域をつなぐ!

2018/2/4
考え方のちょっとしたヒント集
4.犬種差別

 以前は自転車で通勤していましたが、最近、のんびり風景を楽しんで歩く心の余裕がほしくて、徒歩で通うことにしました。それでも会社まで、たったの7~8分。でも公園を突っ切ってくるため、わずかな時間の中でたくさんの犬の散歩に出会います。
 最初の頃は「あ、柴犬だ」とか「マルチーズだ」とか犬の種類で見ていましたが、ある朝ふと気づきました。よくよく見ると、みんな性格もちがうし表情もちがいます。当たり前のことですが、今さらのように気がついたのです。
 飼い主から逃走した「秋田犬」は、駆けながら振り向きざまに笑っていました。片足を上げて眉間にしわを寄せて哲学している「シェパード」もいます。小型犬でも堂々としている奴もいる。お爺さんの歩調にあわせてゆっくり歩いている「柴犬」は、絶対に引き綱を張りません。ある犬は、初めの頃は私の顔を見て駆け寄ってきてはギャンギャン吠えていましたが、何度も会ううちに吠えなくなりました。
 なんか、今まではシルエットだけで見ていたんだな…とすごく反省しました。101匹わんちゃんの「ダルメシアン」も、模様だけで見分けないようにしよう。小さな「チワワ」だからきっとか弱いんだろう、という見方はやめよう。
 知らないうちに差別していた自分に「早く気づきなさいよ」と教えてくれたワンちゃんたちの顔がいくつも浮かんできました。これから、もっとみんなと仲良くなれそうな気がした朝でした。

■自分の偏見に気がつくことのススメ

 「普通、こうなんじゃないの」などというのは、しっかりとした根拠がなければ、その人から見た一方的な見方の場合が多いものです。たとえば「自分は災害にあったりしない」と思うのは「平常の偏見」と言うのだそうです。自分でも気づかないところで、偏った見方や考え方をしている場合があるかもしれません。根拠のない自信やあいまいな表現はできるだけ避け、なぜそう思うのかをちゃんと言える自分でありたいものです。


(MIKI)