Banshiren

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2018/2/4
考え方のちょっとしたヒント集
47.ヒーちゃんのイメージ旅行

 あしたは小学校のクラス会です。ヒーちゃんは、その頃を思い出していました。
 楽しかったことを思い出そうとしたのに、なぜかクラスメイトのサキちゃんにいじめられた時のことを思い出しました。「悲しかったな」。ヒーちゃんの心は少し暗くなりました。
 クラス会の当日です。ちょっとドキドキしているヒーちゃんに、駆け寄ってきた人がいます。サキちゃんです。「ヒーちゃん、ごめんね。小学校の時、いじめてごめんね。ずっとあやまりたかったの」。せきを切ったように、サキちゃんが言います。お稽古ごととか、家族のこととかでイライラして、ヒーちゃんにつらく当たってしまったのでした。
 「そうだったんだ」。ヒーちゃんは、サキちゃんを許そうと思いました。
 その夜、ヒーちゃんはまた、あの頃を思い出していました。またサキちゃんにいじめられている場面です。でも今度はちょっと違っていました。ヒーちゃんは、勇気をもってサキちゃんに言ったのです。「何か悩んでいることあるの、サキちゃん」。するとサキちゃんはハッとした顔をしました。そして、自分の悲しい気持ちをいっぱい話してくれたのです。そして、仲良しになっていました。
 ヒーちゃんは、過去からのイメージ旅行から帰ってきました。すると今度は、ヒーちゃんとサキちゃんがおばあさんになっても仲良くしている、未来のイメージが見えたのです。ヒーちゃんは、サキちゃんにありがとうの気持ちを込めて、手紙を書くことにしました。

■過去と向き合い、未来をイメージすることのススメ
 私たちは「過去にあったことはまぎれもない事実だ」と思っていますが、実はその事実も思い込みだったり、曲げて受け取っていたりもします。イメージで、過去のつらかった思い出を「本当はこうだったのかもしれない」という救われる物語に変えてみましょう。過去を変えることで、現在の気持ちや態度も変わってきます。そしてそのことが、未来をも変えていくのです。


(MIKI)