Banshiren

食で人と企業と地域をつなぐ!

2018/2/4
考え方のちょっとしたヒント集
54.大学の数と駄菓子の数

 最近のコンビニは、昔の駄菓子屋に似ている。いろいろなおもしろいお菓子や雑貨があって楽しめるからです。昔はそれほど品数がなかったので、選ぶのに苦労しなかった、というよりもっと選べるほどほしかったものです。ところが今はどうでしょう。コンビニにある品数の多さ、しかも次から次へと出てくる新商品。選ぶだけでもホント大変です。
 息子が大学受験を控えた時、どんな大学があるか調べようと進学情報誌を取り寄せました。するとどうでしょう。関東甲信越だけで数百校が掲載されているのです。全部の大学が網羅されているわけではないと思うので、掲載されていない大学まで入れるとものすごい数です。いったい、どうやって選べばいいのでしょうか。
 コンビニのお菓子も含めて、今の子供たちは違った意味で大変です。選べなかった時代から選べる時代。そして選ぶのが大変な時代になりました。新商品もわんさか。大学もわんさか。情報過多の時代に惑わされないようにするために、それだけ情報があっても、結局は1つか2つしか見ていないのではないでしょうか。
 学生に「好きなお菓子の広告を作る」という課題を出したら、パラソルチョコレートとかチョコボールとか、昔からのお菓子をテーマにした人が大半でした。情報が多すぎて選びきれない彼らは、どうやら昔からあるもの、見なれたものという基準で信頼を買っているようです。
 付加価値の時代などと選択肢が多様化しているようなことを言うけれど、わけのわからない主張もわんさかやってきます。どうも今の子供たちは、ある程度、情報に対して心を閉ざさなければ人生が送れないのかもしれません。

■情報の津波への心構えのススメ
 メディアが発達し、これまでは知ることのできなかった情報も簡単に手に入るようになりました。そればかりか、かってに情報がどんどん飛び込んできます。そんな情報過多の時代、自分の価値観をしっかりと持つ心構えを身につけ、そして情報をセレクトしていく目を養っていきたいものです。


(MIKI)