Banshiren

食で人と企業と地域をつなぐ!

2018/2/4
考え方のちょっとしたヒント集
71.おいしい水割りの作り方

 ある有名なお酒メーカーの人たちが、まじめに研究したそうです。
 おいしい水割りを作るには
①まず、グラスに氷を入れて、マドラーで3回転半かき回す。
②次にウイスキーを注いで5回転半。
③そしてお水を入れて13回転半。それぞれ分量はお好みで。
これが、何度も繰り返し試験を重ねた結果見つけた、一番おいしくできる方法だそうです。
 やってみました。なんだか、とてもまろやかです。なんでも、かき回す時の最後の「回転半」の「半」に人の心の”揺らぎ“が入るらしいのです。
 科学的根拠はともかくとして、確かにこういうことはあると思います。演歌歌手の歌い方などは、まさしくその”揺らぎ“なのでしょう。最近はコンピュータで音楽も簡単に作れますが、ただデータ入力しただけでは味気ない音楽になってしまいます。
 水割りもれっきとしたカクテルです。きっとそこに、バーテンダー自身の情報が入っておいしくなるのでしょう。何でも杓子定規にやったのでは、正確かもしれないけど味気がありません。すべて”揺らぎ=ココロ“が入っていくものなんだなと、こういう話を聞いてつくづく思います。
 目に見えることや、科学的なことばかりで実証されることが多い世の中。一杯の水割りを作ることに込める、思い入れというものの大切さを再認識させられました。

■人間力をつけることのススメ
 機械化社会でなんだか冷たくなったように感じるのは、”揺らぎ“が足りないからではないでしょうか。どんなにコンピュータが追いかけてきても、超えられない人間のココロの力を持っていきたい。人として、社会人として、ある一定の平均値から瞬間的に揺らぐ「自分の個性」を、大切にしていきたいと思います。


(MIKI)