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2018/2/4
考え方のちょっとしたヒント集
75.太陽の光

 朝が好きです。スキッとしていて元気が出るので、自分に合っている感じがします。
 ”相似の考え方“をすると、次のような見方ができます。一年の「春夏秋冬」は、一日の「朝昼夕夜」と重なるという見方です。春(朝)、夏(昼)、秋(夕)、冬(夜)です。そう言えば、一年の中では春が一番好きです。
 朝はすべてのものが芽吹く時。新鮮な空気の中、太陽の光をいっぱいに浴びて、すくすくと育つ準備をする時間帯です。太陽のエネルギーは、朝が一番パワーが強いと聞いたことがあります。目をつぶって頭のてっぺんから取り込み、足先に抜けていくようなイメージで朝の太陽のエネルギーを補充するのがいいそうです。
 朝に芽吹いて、昼に育って、夕方に実って、夜に蓄える。心の成長もそんな風に考えると、一日で一年を経験できるような不思議な充実感を感じます。一日を一年と捉えることで、すごく成長性が高くなる気がするのです。
 「一日のはじまりは良い書物から」という言葉があります。朝起きて、一番最初に良い書物を目にしてから一日をスタートさせる、という意味です。新聞の三面記事にある、なんともいえない悲しい事件や変なできごとの記事を読んで一日のスタートをきるより、すばらしい書物の内容に触れてからはじめた方が、一日に対する心構えが違ってきます。
 太陽からたくさんのエネルギーをもらい、自分の心のエネルギーも高めて、良い一日(一年)を過ごしたいと思います。

■行動意欲がわく考え方のススメ
 「早起きは三文の得」といいます。早起きするとたくさん働けるからそれだけ収入が増える、という捉え方もできますが、エネルギーの高い太陽の光を浴びられる、ピンとはりつめた空気に触れることで気持ちが清められる、といった「心のお得」ともいえます。一日のスタートを大切にする積み重ねは大きいと思います。自分にとって行動意欲がわく考え方を見つけてはいかがですか。


(MIKI)