Banshiren

食で人と企業と地域をつなぐ!

2018/2/4
考え方のちょっとしたヒント集
81.見た目の価値

 多少人生を送ってくると「人間は見かけではない」ということを、さまざまな経験から気づきはじめます。じゃあ、見かけではなくて何でしょう。
 中身ということになります。
 才能や能力、人間性、ロマン、優しさなどでしょうか。なかなか難しいものです。「やっぱり人間は中身で勝負だ!」などと言っている人は、どんなことで勝負しようとしているのでしょう。自分の見かけの悪さを正当化しているようにもとれてしまいそうです。
 漁船のフォルムは、荒波を切って力強く進むのに最適なデザインなのでしょう。一方、レジャーボートはベタ波の上を飛ぶように進む、先進的で未来的で、レジャーというものをよりよく見せるデザインがされています。どちらが良い・悪いではなく、それぞれの役割を充分発揮するためのデザインがされているのです。
 結局は見かけも、中身が表れるのだと思います。中身の薄い人は、やっぱり見かけにも出ているのです。ただ、世間的な見せかけにだまされて、目をくらまされている人たちが多すぎるのではないでしょうか。レジャーボートはカッコ良くて漁船はカッコ悪い…などと一概に言えるものではないのに、です。
 世の中の人がみんな「見抜く目」を持っているのであれば、「結局は、人間は見かけだよな」と言えるのかもしれません。

■正しく見抜く目を持つことのススメ
 見た目が良いというのは、ただ視覚的に訴えているだけの場合があり、そればかりを追うと、時として大切な判断を誤る可能性があります。まっすぐな大根はもしかしたら変な大根かもしれません。ただ素直なだけの子供は変なのかもしれません。形を通して中身を見ることのできる人間を目指したいものです。


(MIKI)