Banshiren

食で人と企業と地域をつなぐ!

市長報告会/支援で取り組んだ成果を報告

1年間の支援の成果を市長へ報告する報告会。

初めに4社による取り組み内容や
この支援に参加して感じたこと、
得たことなどの発表に続き、
プロデューサーの望月から今回の支援のポイントや
今後の展開などについてを説明。


プロデューサーの望月より市長へ支援の詳細を説明

そして応接室にディスプレイした各社のブースで
市長に詳しく説明しながら試食をしていただきました。


市長に4社のブースを回り、試食していただきました

その後は、会議室へ集合し、最後の全体会。
3回のテストマーケティングにおけるバイヤーや
一般消費者の反響、成果、課題、感想などの報告と、
今年度の活動の総括を行い
今後に向けた課題と販売展開についてのアドバイス。
さらに今後について個別相談などを行いました。

本年度の支援は3月で終了ですが、
企業さんにとっては
新しいブランドと商品が誕生したばかり。
これからが本当のスタートです。
もし続けたい気持ちがあれば、
いつでも気兼ねなく相談していただきたいと思います。


やり切った感の笑顔。
事業者さん同士の絆が深まるのもネオ焼津の特長です

アジア最大級の食品イベントFOODEXへ出展

いよいよ最後のイベント、
幕張メッセで開催されたFOODEXに出展。

世界77カ国・地域から3,200社余りが出展し
4日間で来場者が82,000人以上という
アジア最大級の食品・飲料専門展示会です。


FOODEXのNEO FOOD’s YAIZUブース

NEO FOOD’s YAIZUブースでは、
前半・後半に分けて2社ずつ参加。


何度もイベント出展を経験し、皆さん余裕の表情

巨大な展示会に圧倒されますが、
もうここまできたら楽しもうと、
各社とも元気に対応していました。

「FOODEXへ行ったら、
周りで他の会社が何をしているか
見て回ってほしい」と事前に伝えてあります。
どれだけおもしろいことをやっている会社があるか?
意外と大したことをやっていなかったら、
そこにチャンスがあります。

展示会は自社アピールするだけでなく、
貴重な情報収集の場でもあります。
FOODEXという巨大イベントに参加することで
世の中の動きを肌で感じていただけたようです。

2月全体会/FOODEXへ向けて最終調整会議

「ふじのくに総合食品開発展」と「首都圏商談会」の
2回テストマーケティングを終えての報告と感想。

3月のFOODEXに向けて、
製品化から商品化への見直し、
最終調整、取り組みの発表とアドバイス。
および個別相談などを実施しました。

4日間のFOODEX開催期間のうち、
前半2日はカネヤマ水産さんと昭和ミートさん、
後半2日はカネヨさんと柳屋本店さんが
ブース出展する段取りに。

試食は平均1日300人、
昨年は1000人近くきた企業もあるという話に、
「全員に提供するのではなく、
本当に興味を持ってくれた人を選ぶ」
などを打ち合わせ。


いかに手際よく見栄えよく試食してもらうかなどを再確認

FOODEXに訪れる人は大きく分けて
①仕入れるものを探しているバイヤーさん
②何か新しいものはないかと探している人
の2種類と考えます。

新しいことに挑戦しているのですから、
分かってほしいというより
基本的に誰も分かってくれないかも
と思って臨む。
1人分かってくれる人がいたらラッキーで、
その人が改革者。

くじけてしまったら新しいことはできない。
ブランド創りとは、
誰に何を言われてもやり抜くぐらいの
気概で挑戦するもの、などのお話をして
エールを送りました。


最終調整してFOODEXに臨みます

首都圏で焼津発のサプライズ商品をアピール

秋葉原で開催された
「静岡おみや首都圏商談会」に出展。
首都圏のバイヤーや近郊に勤務するOL、
ビジネスマンなどが訪れるイベントです。

NPOがマッチングしたため、
例年より300人ほど来場者が多かったとか。

見た目もかわいい
「やきそばネスト」を出展した
昭和ミートさんからは、
大手商社との繋がりができたり、
生協のバイヤーさんが読む媒体への
掲載が決まったなどの報告が。

どこの売り場もマンネリ化してきているため、
サプライズ商品を求めているところは多いはず。

サプライズ商品を常に提案し続け、
それをきっかけに日用品やOEMにつなげる戦略の
第一歩にしていただきたいと思います。


昨年度のネオ焼津プロジェクトに参加した丸生食品さんも
「伊達巻スイーツ」で出展されてました

1月全体会/ディスプレイと製品の見直し改善会議

「ふじのくに総合食品開発展」を終えての報告と感想。
および月末の「首都圏商談会」と
3月のFOODEXに向けて、
ディスプレイの再現によるアドバイス。

さらにテストマーケティングとして
参加する意義、注意事項などを再確認。

次の展示に向け準備を進めてもらい、
その経験を踏まえてFOODEXまでに
改善することなどを話し合いました。

展示会へ出るとバイヤーさんから商談があったりして、
どうしても「すぐに売り始めなければいけない」と
思ってしまいがちですが、まだ開発途中の段階。

あくまでも
「こういう商品にはどんな反応があるか?」を
調査分析するためのテストマーケティングです。
言われたことに一喜一憂せず、
戦略的に進めていくことが大事です。


「もっとこうしたら?」とディスプレイの見直し指導

初イベント!ふじのくに総合食品開発展へ出展

静岡市グランシップで開催の
「ふじのくに総合食品開発展」に
「NEO FOOD’s YAIZU」として出展。


プロジェクトロゴが映えるNEO FOOD’s YAIZUブース

ブースを整え、コツコツ取り組んできたことを
初めて一般の方やバイヤーさんへ公に披露しました。


紺のコスチュームが凛々しいカネヤマ水産さんはご夫婦で参加

ディスプレイやコスチュームなどにも気を配り
各自工夫を凝らした出来栄え。
さまざまな反応が得られ、
各社とも刺激を受けたようです。


かわいらしくディスプレイされた昭和ミートさんのブース

12月全体会/展示会に向けてフェア出展セミナー

1月の「ふじのくに総合食品開発展」出展に向けて、
フェア出展セミナーを開催。

展示場におけるブースは自分の店と考えて、
ディスプレイを疎かにしない。

あれもこれも並べるのではなく、商品を絞って
何の専門店なのかを分かりやすくする。

自分たちの言いたいことを言うのではなく、
消費者やバイヤーにとって何が得なのかを明確に伝える
などについて話しました。


ディスプレイグッズも持参して検討

さらに、
チラシ、ポスター、腰巻のお披露目と説明、
トークスクリプトを使ったPR内容の提案、
フェア出展の心構え、
当日までに用意することの確認、
開発中の製品の進捗状況と試食、
疑問の解消や方向性の確認、
および個別相談などを行いました。

試食会/外部の方にブランドと試作品を披露

焼津市総合福祉会館にて、市役所や会館職員など
外部の方30人ほどを招いての試食会を開催。

はじめに参加企業から
取り組み内容についての説明があり、
その後、プロデューサーである望月による
各社のブランドロゴと商品アイデンティティ、
パッケージ提案とプレゼンテーションです。


参加企業4社による取り組み内容の説明


プロデューサーの望月からブランドとパッケージ提案

初めて自分たちのブランドロゴやパッケージ提案を
目にする事業者さんたちは興味津々。
ブランドイメージが形になることで、
サプライズフードによる
非日常品戦略とはどういうものか、
パッケージの役割など理解が深まったようです。


カネヤマ水産さんのブランド「旨み舎」と商品「酒盗とっぴんぐ」など


昭和ミートさんのブランド「やきそば王国」と商品「やきそばNEST」


カネヨさんのブランド「LOVE FOOD」と商品「ばらんすごはん」


柳屋本店さんのブランド「Dashi+」とだしサイダー

これらを参加者と情報共有した上で試食会を実施。
これにより、
個人の味の好き嫌いで判断するのではなく、
戦略を踏まえた上で、相応しい製品になっているかを
見ていただきました。

だしサイダーは
「食事中の水替わりになりそう。洋食にも合いそう」。
健康非常食は「やさしい味付けで病み上がりや
胃腸の調子が悪い時に食べたい」など、
それぞれいろんな感想や意見が寄せられました。

この後もイベント出展を重ね、
ディスプレイ、接客やプレゼンの仕方の経験を重ね
3月のFOODEXに向けて
さらにブラッシュアップしていきます。


ロゴやパッケージを確認しながら試食

10月全体会Part2/製品の仕上がり確認会議

通常、全体会は月に1回なのですが、
11月の試食会に向けて製品の仕上がり確認のため、
本日も市役所に試作品を持ち寄り
試食&全体会を開催。

先日、会長から方向性について了承を得た
カネヤマ水産さんは、
酒盗にちりめんやアーモンドを入れたトッピング、
酒盗のレモン醤油、酒盗あられを持参。

どれもおいしいけど、他の専門店と差をつけるために
もっと酒盗を前面に押し出した方が良いのでは、
などの意見が。


カネヤマ水産さんのちりめんトッピング

昭和ミートさんは、
やきそばを鳥の巣(ネスト)のように
くるくる巻いて焼く、見た目もかわいい
「やきそばネスト」を開発。

3種類で味の違い、麺の太さの違いがあるといい。
やきそばというと安いイメージがあるので、
具材やオイル、塩など
どこかに高級感を入れたらどうか、など
各社とも活発に意見交換。


昭和ミートさんのやきそばネスト3種

さらに、11月の試食会では、
どれだけ改革者がいるかを見る。
味は個人の好みであり、
ターゲットではない人の意見には
惑わされないことなどを確認しました。

個別相談/健康非常食「LOVE FOOD」に決定

カネヨさんと個別で健康非常食についての打ち合わせ。

災害時は健常者でも心身のダメージで
通常の食事が摂りにくくなります。

そんな時に役立つ非常食として、
また、風邪をひいた時など
日常的に健康食としても使える
愛ある食品ブランドを目指す意味を込めて
「LOVE FOOD」というブランド名にする。

できれば味も見た目の違う3種類の製品を開発する。

そのためにはどんな食材を使うか?
などについて打ち合わせをしました。


提案書の内容などもチェック