
地域活発化の基となるプロジェクトの主旨を決めたら、挑戦したいやる気のある中小企業を集め、ビジネスプロデューサーと企業の戦略を立てながら、商品開発、テスト販売などを行うプロジェクトです。
この支援を皮切りに、地域の新たな事業のベースを創ることを目的にしています。Category BRAND支援では、以下の流れでNEOプロジェクトを進めます。

プロデュース希望者を募集する前に、地域の食品関連事業者を対象に、サプライズフード開発のための基礎を学ぶ無料講座を1~3回開催します。この講座で、中小企業の基本戦略、モノ溢れの時代に中小企業にとって欠かせないリトルブランドについてなどを情報共有。支援の詳細についても説明し、本講座終了後、受講者を対象に支援希望者の募集を行います。
■支援者の役割/講座開催の告知と参加者募集(チラシは弊社が制作します)、申込・問い合わせ事務局、当日の会場の手配など。講座が終了したら、プロデュース希望者へ審査用書類の配布と応募受付をお願いします。

書類およびプレゼンテーションにより審査を行い、数社の支援対象企業を選定します。プレゼン時間は1社15分ほど。ビジネスプロデューサーと一緒に事業開発をしていく支援ですので、審査会時点で事業計画が不完全でも問題ありません。それより、どんな経営資源があるかや希望者の熱意、やる気を重視します。
■支援者の役割/審査員の選定と依頼、会場の手配、応募者へプレゼンテーション日時の連絡、当日の進行、審査の集計、応募企業へ合否の連絡など。また、弊社と相談の上、事業終了までのスケジュール決定と会場の手配などをお願いします。

ビジネスプロデューサーが支援認定企業を個別訪問し、既存事業の把握、新事業への経験値、想定する顧客、消費者、売場などをヒアリング。今後の事業の方向性について情報共有しながら、課題、製品の見直しなどの確認と今後の商品開発や販売計画などついて個別プロデュース提案をします。これを基に、企業さまには製品開発に取り組んでいただきます。
■支援者の役割/訪問日時のスケジュール調整・連絡、同行・状況把握などをお願いします。

月に1回の割合で半年間ほど、支援認定企業が一堂に会する定例会を開催。現段階での試食、進捗状況、課題などを情報共有し、どんな事業を目指すか、今後の商品開発に向けてなどをビジネスプロデューサーと味覚音感マエストロが個別にアドバイス。
適宜、味覚音感や販売戦略についてなどの講座も行い、戦略思考を高めます。既成概念に囚われたりと自社のことは盲目的になっていても、他社の姿は冷静に見られるもの。
他社へのアドバイスを通して自社を見直したり、カンバセーションで意見交換したりと、参加企業の絆を深め、共に成長していきます。
■支援者の役割/事務局として連絡事項の伝達、進行、状況把握、企業さまのフォローなどをお願いします。

事業のコンセプトが固まったら、アートディレクターがお手本となる各社の事業ブランドロゴと商品パッケージデザインを作成し、プレゼンテーションを行います。
それまで漠然としていた事業の姿が名前やロゴなどの形になることで、誰をどう幸せにする事業か?などの方向性が明確になり、プロジェクトに参加する社内スタッフ同士のコミュニケーションがしやすくなります。作成したロゴ・マーク、パッケージのデータは後日、支援者さまもしくは企業さまへ譲渡いたします。
■支援者の役割/事務局として連絡事項の伝達、進行、現状把握、企業さまのフォローをお願いします。


事業の方向性が決まったら、どんな売り場で、どんなターゲットに対し、どんなライフスタイル提案をするかを想定して各社製品開発に取り組んでいただきます。
このプロジェクトの目的は、商品開発とはどういうスタンスでやるものかを体験し、学んでもらうことです。ですので、大切なのは、従来のやり方に囚われないこと。製造ラインや量産化の条件などにこだわると既存製品と同じものになってしまいがちです。最初は手作りで良いので理想的な製品の味や形状、食感、香り、色などを追究し、それができてから製造方法を考えます。
プロジェクト参加者全員で試食をして知識を共有しながら、何度も見直し改善を繰り返して仕上げていきます。
■支援者の役割/事務局として連絡事項の伝達、進行、状況把握、企業さまのフォローなどをお願いします。

支援プロジェクト内では毎回、現段階の試食を行いますが、それとは別に自治体職員などプロジェクト外部の人を呼んで試食会を行うこともあります。
その際、ただ製品だけ出して個人の好き嫌いを聞いても意味がありません。これはどんな人がどんなシーンで使うことを想定して開発している製品かを説明し、テーブルセッティングや商品パッケージも見せた上で、ターゲットに対してどう思うか?のアンケートを取ります。
■支援者の役割/調理できる会場と出席者の手配、アンケート用紙の用意、進行などをお願いします。

食のイベントや展示会などへ出展してテストマーケティングを行います。その際は、ブランドイメージを訴求するディスプレイや、商品の特長を端的にまとめたトークスクリプトなどを用意して臨みます。新しい馴染みのない商品はすぐには理解してもらいにくいもの。
販売のための出展ではなく、ターゲットに近い人や、改革者・先駆者はどれだけいるか?どんな反応を見せるか?競合他社はどんなアプローチをしているか?など市場調査に行くつもりで参加し、その後の製品化、商品化、事業化に磨きをかけます。
■支援者の役割/イベントへの出展申請、ブース手配、商談会シートの回収、関連企業や団体へ来場の広報、テスト販売実施の補助などをお願いします。

支援事業終了時に、市長や外部の関係者を招き、報告会を兼ねたお披露目を開催します。出席者に試食してもらい、事業者から新商品のコンセプト、ターゲット、販売戦略、この事業に取り組んだ感想や手ごたえ、今後の展開などについて発表し、ビジネスプロデューサーが支援の統括を報告。
ビジネスプロデューサーが作成した事業ブランドロゴや商品パッケージデザインデータは、事業終了後に譲渡します。なお、事業終了後は、別の支援事業や補助金・助成金などを活用し、その後の販売計画など継続してプロデュース式伴走型発達支援を行うことが可能です。
■支援者の役割/会場の手配、出席者への連絡、メディアへの広報、会場セッティングの補助、進行、企業状況の確認などをお願いします。
